伊予鉄道松山市内線


伊予鉄道は松山市を中心に郊外鉄道と、
路面電車を運営する地方鉄道である。

松山の中心地と外港である三津とを結ぶ鉄道として、
1887年9月14日に設立された。
1988年10月28日に四国初の鉄道として、
現在の高浜線の一部が開業した。
その後、森松線、横河原線が開業、道後鉄道と南予鉄道を合併した。
1921年に松山市内に軌道線を運営していた松山電気軌道を合併し、
それが現在の松山市内線となった。
森松線が廃止され、郊外線は高浜線、横河原線、郡中線が現存する。

停留所

城北線
/古町−萱町六丁目−本町六丁目−木屋町−高砂町
      −清水町−鉄砲町−赤十字病院前−平和通一丁目
城南線/道後温泉−道後公園−南町−上一万−警察署前
      −勝山町−大街道−県庁前−市役所前−南堀端−西堀端
本町線/西堀端−本町三丁目−本町四丁目−本町五丁目−本町六丁目
大手町線/古町−宮田町−松山駅前−大手町−西堀端
花園線/松山市駅前−南堀端

運転系統

1系統:環状線(外回り)/松山市駅前→松山駅前→木屋町→上一万→大街道→松山市駅前
2系統:環状線(内回り)/松山市駅前→大街道→上一万→木屋町→松山駅前→松山市駅前
3系統:市駅線/松山市駅前〜大街道〜上一万〜道後温泉
5系統:JR松山駅前線/松山駅前〜南堀端〜大街道〜上一万〜道後温泉
6系統:本町線/本町六丁目〜南堀端〜大街道〜上一万〜道後温泉


車両図鑑

「坊ちゃん列車」を除き、超低床車を含めて全て単車で連接車両はない。
かつて蒸気機関車で運行されていた「坊ちゃん列車」を、
蒸気機関車に似せたディーゼル機関車で2001年10月から復活させた。
D1形は1888年製甲1形1号がモデルであり、5m車のハ1とハ2の2両を連結する。
D14形は1908年製の甲5形14号をモデルとして、7m車ハ31を牽引する。

形式名 両数 車号 製造年 備考
モハ50形 23両 5両 51〜55号車(前期) 1951年・1953年  
6両 56〜61号車(前期) 1954年・1957年  
4両 62〜69号車(後期) 1960年・1962年 62〜65号車廃車
8両 70〜78号車(後期) 1964年・1965年  
モハ2000形 6両 2002〜2006号車 1964年 旧・京都市電2002〜2006号車
モハ2100形 10両 2101〜2110号車 2002年〜 部分超低床車
機関車 2両 D1形、D14形 2001年・2002年 坊ちゃん列車牽引用ディーゼル機関車
客車 2編成 ハ1+ハ2、ハ31 2001年 坊ちゃん列車用客車

参考資料
 ※鉄道ファン 第43巻第11号(通巻511号)都市交通新世紀8 伊予鉄道松山市内線 服部重敬
 ※Wikipedia 伊予鉄道 http://ja.wikipedia.org/wiki/



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