土佐電気鉄道


高知県内に軌道線伊野線、後免線、桟橋線を運営する鉄道会社で、
その総延長は25.3kmは軌道線のみでは日本最大である。
かつては鉄道線安芸線も運営していたが、
国鉄阿佐線建設のために廃止された。

1903年7月8日に設立し、
翌年には今の伊野線、桟橋線の一部が開業した。
1908年2月20日には伊野線が全通、
1925年2月21日には御免線が全通した。
鉄道線安芸線を開業させた高知鉄道が土佐電気を合併し、
その後幾つかの合併を繰り返し、
1948年6月3日には土佐電気軌道の社名になった。
1974年4月1日に電車線の安芸線が廃止になり、
軌道線のみの経営となった。

停留所

桟橋線

高知駅前−高知橋−蓮池町通−はりまや橋−梅の辻−桟橋通一丁目−桟橋通二丁目−
桟橋通三丁目−桟橋通四丁目−桟橋車庫前−桟橋通五丁目

伊野線
はりまや橋−堀詰−大橋通−高知城前−県庁前−グランド通−枡形−上町一丁目−
上町二丁目−上町四丁目−上町五丁目−旭町一丁目−旭駅前通−旭町三丁目−蛍橋−
鏡川橋−鴨部−曙町東町−曙町−朝倉−朝倉駅前−朝倉神社前−宮の奥−咥内−
宇治団地前−八代通−中山−枝川−伊野商業前−北内−北山−鳴谷−伊野駅前−伊野

御免線
後免町−後免東町−後免中町−後免西町−東工業前−住吉通−篠原−小籠通−長崎−
明見橋−一条橋−清和学園前−領石通−北浦−舟戸−鹿児−田辺島通−東新木−新木−
介良通−文珠通−高須−県立美術館通−西高須−葛島橋東詰−知寄町三丁目−知寄町−
知寄町二丁目−知寄町一丁目−宝永町−菜園場町−デンテツターミナルビル前−はりまや橋


車両図鑑

客車車両としては69両、貨車1両が在籍する。


車両データ

ワンマン用車両
形式名 両数 車号 製造年 備考
100形 1両 101 2002年 超低床車「ハートラム」
200形 18両 201、202、204〜216、
219〜221
1950年〜1957年  
590形 2両 591、592 1957年(2005年譲渡) 元名古屋鉄道モ590形
600形 31両 601〜631 1957年  
700形 3両 701〜703 1958年  
800形 4両 801〜804 1959年  
1000形 2両 1001、1002 1981年  
2000形 3両 2001〜2003 2000年〜2005年  

ツーマン用車両
形式名 製造年 変遷
7形 1984年 「維新号」
198形 1939年(1992年譲渡) 元ノルウェー・オスロ市電
300形 1956年(1980年譲渡) 元西鉄北方線323形
320形 1949年(1993年譲渡) 元オーストリア・グラーツ市電
533形 1928年(1991年譲渡) 元ポルトガル・リスボン市電
735形 1965年(1990年譲渡) 元ドイツ・シュトゥットガルト市電
910形 1947年(1994年譲渡) 元ポルトガル・リスボン市電

参考資料
 ※鉄道ファン 第44巻第6号(通巻518号)都市交通新世紀13 土佐電気鉄道 服部重敬
 ※Wikipedia 土佐電気鉄道 http://ja.wikipedia.org/wiki/



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