富山地方鉄道市内線
富山地方鉄道は富山を中心に鉄道線と軌道線を所有する地方鉄道で、 富山地方鉄道を母体に1943年施行の「陸上交通事業調整法」で、 富山県内の私鉄、公営の鉄軌道線が合併して誕生した。 市内線は1913年9月1日に富山電気軌道として開業し、 1920年7月1日に富山市に譲渡され、 一時は市営電車であった時期もある。 戦時中に山電気鉄道に譲渡され、 富山地方鉄道市内線として再出発した。 地方の路面電車がそうであるように、 富山地方鉄道軌道線も路面を縮小したが、 循環線である富山都心線が新設、 さらにJR富山港線を引き継いだ富山ライトレールを、 北陸新幹線開業に合わせて富山駅も高架化、 直通と同時に富山ライトレールを合併した。 |
停留所 本線、支線、安野屋線、呉羽線があるが直列しており、 呉羽線が単線で後は複線である。 2009年12月に環状線が復活した。 2020年3月に富山ライトレールから富山港線が移管された。 路線 本線 南富山駅前−大町−堀川小泉−小泉町−西中野−広貫堂前−上本町−西町− 中町(西町北)−荒町−桜橋−電気ビル前−地鉄ビル前−電鉄富山駅・エスタ前− 支線 富山駅−新富町−県庁前−丸の内− 安野屋線 諏訪川原−安野屋− 呉羽線 トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)−富山大学前 富山都心線 国際会議場前−大手モール−グランドプラザ前− 富山駅南北接続線 支線接続点−富山駅 富山港線 富山駅−オークスカナルパークホテル富山前−インテック本社前− 龍谷富山高校前(永楽町)−奥田中学校前−下奥井−粟島(大阪屋ショップ前)− 越中中島−城川原−犬島新町−蓮町(馬場記念公園前)−萩浦小学校前− 東岩瀬−競輪場前−岩瀬浜 |
車両図鑑 車両は2種類で全面広告車もあり、デ7000形は屋根にも広告用看板を取り付けている車両もある。 デ7000形は1957年から1965年にかけて22両が製造、 デ8000形は1993年に5両が製造されたVVVF制御車である。 9000形は富山都心線の開業に合わせて新造された。
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参考資料
※鉄道ファン 第43巻第8号(通巻508号)都市交通新世紀5 富山地方鉄道富山軌道線 服部重敬
※Wikipedia 富山地方鉄道 http://ja.wikipedia.org/wiki/
※富山地方鉄道ホームページ http://www.chitetsu.co.jp/
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